インド小学校だより

インドブダガヤ宝満堂小学校視察の旅報告

 この度、4月28日から5月5日の日程で約3年ぶりに、小学校を訪問することが出来ました。

 ブダガヤの気温は40度近くまで上がり、学校の授業時間は朝8時より昼12時頃までだそうです。9時頃に学校に到着し教室の中に入ろうとしたところ「ナマステ!」と大きな声で挨拶してくれたのには感激しました。先生方との再会を喜び、生徒には「入学おめでとう」と声をかけたところ、みんなニコニコと笑顔を返してくれました。

 授業の途中ではありましたが、わざわざ最初に戻り、授業開始の祈りから始まり「昭光」を日本語で唱えている姿には感動を覚えました。まだ入学して一ヶ月、しっかりと先生方の指導のもと頑張っています。11時を過ぎ教室の中に給食のカレーの匂いが漂ってきます。ここで給食の時間になりました。順序よく並んでお皿を手にカレーをいただきました。みんな上手に手でいただきます。

 第5期生は30名、入学の前に親子で先生方と面接を受け、親が学校を理解し協力することを確認し入学の許可をします。

 生徒たちに陽美子先生からのお土産として、お菓子の詰め合わせをプレゼントしました。生徒たちはとても喜んでくれました。

 次の日も早朝より学校を訪問し学習風景を視察しました。

 最後に第4期生の卒業証書と卒業アルバムを先生方に渡しました。卒業した4期生は約2年半、学校生活の半分が新型コロナ感染症の影響で休校の日が多く続きましたが、家庭学習の成果が出ていつもと同じぐらいの学力で卒業していきました。3年渡印できず写真も余りなかったのですが、最初の一頁が卒業証書で、そこに陽美子先生のサインと卒業生一人ひとりの名前を記名し、最後にサインします。卒業生一人ひとりのアルバムが完成しました。後日先生方の手により卒業生に渡して頂きました。「みんな飛び跳ねて喜んでいました。」と報告がありました。

 皆様方よりの支援は世界が目標としているSDGs(エス・ディー・ジーズ)の活動ですねと教えて頂きました。「質の高い教育をみんなに」

 必ず、インドブダガヤ宝満堂小学校のご縁が日本と世界の平和へと繋がり、地球への恩返し、皆様方のご家庭に大きな大きな花が咲くことを楽しみにしております。

 

最新号