おかげ話

『ご迷惑をおかけして申し訳ありません』と 頭を下げることが大切です 

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 

 2年前より遠方に嫁いだ娘が、2人目の出産後精神的に不安定になり子育てもできず悩んでいます。

(女性・65才)

 

教祖様のお説法を聴きに

 遠方に嫁いだ娘が、2人目の出産後から体調を崩し、精神的に不安定になりました。そんな時、新聞『宝満』に出会い、教祖様とご縁を頂きました。「娘さんの病は、必ず良くなりますよ。あなたは、以前の信仰で滝行や山修行をして頑張って来られたのでしょう。その時、御先祖様のお蔭様で修行させて頂いていますという御先祖様を敬う心がありましたか?」と聞かれ驚きました。そんな思い方を教えて頂く先生のお説法を聴きたいと、娘のために学ばせて頂こうと思いました。

 教祖様から「今まで何をするにしても、ご主人に尋ね聞いてこられましたか?自分の上は主人、親なのですよ。主人を敬い、主人に喜んで頂くことで親も喜び、家族の和が大きくなり、喜びが子や孫に伝わっていくのですよ」と教えて頂きました。私は、自分のすることに何も言わない主人を気にも留めず、自分が正しいと私の思いどおりに突き進んできました。

 

身勝手な心に気づく

 娘からは毎日のように「お母さん、苦しい。助けて」と泣きながら電話がかかってくるようになり、私は、娘婿に「あなたは、娘の事がわかっていない!」と電話で強く言ってしまい、とうとう娘婿のご両親より「これ以上面倒をみれないので一緒に住めない」と言われてしまいました。

 教祖様から「具合が悪い娘さんと、子供さんのお世話をして頂いている娘婿さんやご両親のご苦労を思ったことがありますか?今までの身勝手な心に気づかせて頂くために、お百度を踏んでみてください」とお導き頂きました。

 50日過ぎたころ教祖様より「子供の悩みは、すべて主人に対してどうだったかですよ。ご主人は、黙ってあなたを見守ってくださっていたのですね。『主人を粗末にしてすみません』とこの言葉を唱えながらお百度を踏んでくださいね」とお導き頂き、私はハッとしました。今まで親が、主人が、どんな気持ちで私の身勝手を許して頂いたのかと思うと、涙が溢れ申し訳ない気持ちで一杯になりました。

 

頭を下げる事の大切さ

 また、恥ずかしいのですが、先方のご両親に一度も頭を下げていませんでした。娘の心配ばかりして、「娘をもっと気遣ってほしい」と責める思いばかりでした。教祖様より「お詫びのお手紙と御礼を送ったらいいですよ」と教えて頂き「娘が大変お世話になっております。ご迷惑をおかけして、申し訳ありません」と頭を下げることの大切さをお導き頂きました。

 その後、娘婿のお母さんからはありがたいことに「家族なんだから今まで通りにサポートしていきます」と温かいお手紙を頂き、どんなに嫁ぎ先で大切にされていたか胸が熱くなりました。そして、教祖様から「娘さんは、あちらの方々にお任せしたらいいですよ」と導いて頂いたときは、娘が大変ご迷惑をお掛け致しますと心から頭が下がりました。

 教祖様のお導きのお蔭様で、神様の言霊と光を、自分の心に入れて頂き、娘もお蔭様で少しずつ少しずつ薄紙をはぐように良くなってきております。

本当に教祖様のお蔭様です。ありがとうございました。