おかげ話

「悔やみたい時こそ、どんな言葉を…」

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 

 2年前に、妻が大腸ガンを宣告されました。何と今度は自分が大腸ガンとなり、不安な心が一気に湧いてきました。

(男性・70才)

 

他人事と思っていた

 2年前に妻が大腸ガンを宣告され、今度は、何と、私が妻と同じ大腸ガンになってしまいました。まさか自分がガンになるとは思ってもいませんでしたし、妻のガンを他人事のように思っていた私は、不安な心が一気に湧いてきました。

 先生から、「あなたは、悔む言葉ばかり出していますね。誰でも、自分の身にならないと人の思いにはなれないし、反省もできないものですよ」とお導きを頂きました。

 今まで頂いた神様の数々のお言葉を必死で読み返すと「人の話を聞いていない」と言う言葉を何度も頂いておりました。今まで頂いてきたお言葉を深く心に入れて、しっかり反省していれば、こんなことにならなかったと気づいたことも先生にお話しさせて頂きました。

 

御先祖様のお蔭様で気づきました

 先生からは、「自分の心に、御神仏様に『目の前の方を大事にしていません、言葉を大事にしていません、すみません』と、お詫びしていきましょうね。そして『御先祖様のお蔭様で気づきました』と感謝しましょうね」とお導き頂き、毎日毎日、お堂に通う車の中でも家の中でも、必死にお詫びをさせて頂きました。

 「あなたの御先祖様は、困っているご近所の方のために、畑で穫れた野菜を荷車で運ぶときに、そっと、分けさせて頂くという人救いをなさったと聞いていますよ。

 今まであなたは財の布施、法の布施、身の布施を人一倍頑張ってこられましたよね。それも御先祖様のお蔭様ですよ。立派な御先祖様がいらっしゃるから、絶対大丈夫と信じましょうね」

 

必ず良い方になりますよ

 振り返ってみますと、これまでお蔭様を沢山頂いています。つい2年前まで、借金返済のことで悩んでいましたが、ビルの家賃収入も滞りなく入るようになり、返済のことも含めて、すべて長男に任せ、お蔭様で安心して生活できるようになりました。

 先生からは「もちろん治療も大事ですよ。でも、『悔やみたい時こそ、自分がどんな言葉を出すか』が大事です。自分の出す言葉で、次の悩みがやってくるのを知っていますか。自分で『ガンになったから大変』『ガンが悪い』と決めつける言葉を出すと、その通りになってしまいますよ。そして、人様から何も智慧を頂けませんよ。

 心を柔軟にして『病気も借金もすべて無駄なことは何一つない。全部自分にとって大切なものなんだ』というプラスの言葉を言いましょうね。必ず良い方になりますよ」と言って頂きました。

 お導き頂いたお蔭様で、妻も元気になり、私も不安な心が軽くなり、前向きな気持ちになれました。

 陽美子先生ありがとうございました。