おかげ話

ペンにも鉛筆にもパソコンにもすべてのものに感謝が感謝がなかったことをお詫びしましょう

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 

 主人は土木設計会社を経営しています。父親の後を継ぐことなど全く考えていなかった長男でしたが…。         

(女性・65才)

 

当たり前のことに感謝がなかった

 主人は30年前に独立して、土木設計会社を経営しています。先日、急にめまいと嘔吐に襲われ、起き上がることができず、会社にも行けなくなりました。そのことでお導きを頂きました。

 「あなたは、ペンに感謝がありましたか?ご主人は、設計にペンを使うのでしょう?ペンに何一つ感謝がなかったこと、当たり前のことに感謝がなかったことを、しっかりお詫びしましょうね」と教えて頂きました。毎日、仕事で使わせて頂いているペンにも鉛筆にもパソコンにも、すべてのものに感謝がなかったことを気づかせて頂き、心から反省をさせて頂きました。

 主人が5年前にも心筋梗塞で救急搬送され、生死をさまようような危機もありましたが、その時も、陽美子先生より「あなたは、ご主人が独立すると言った時、「そうですね」と合わせていないでしょう。ご主人が決心されたことに合わせていかないと、御先祖様から守ってもらえないのですよ。しっかりと御先祖様にお詫びしてくださいね」とお導き頂いておりました。

 私は、お金の心配ばかりして、主人がどんな決心をして独立したのか、思いやる心もなく言葉を出したことをお詫びさせて頂きました。そのお蔭様で何とか乗り越えさせて頂いたことを思い出しました。

 

任せてみよう!

 今回、主人が動けなくなって一番困ったのが、納期が迫った設計書を納品することでした。主人が長男に電話で指示しながら任せてみることにしました。

 長男は、2年前にまったく違う職種から転職して、主人の会社に入社しました。覚えないといけないことも多く、長男なりに苦労していると思いますが、今回、主人から任されたことで、先輩の方々に一つひとつ聞き尋ねをし、なんとかなんとか、無事に納品することができました。その後、納品先の担当者より、問い合わせの電話がありました。長男は戸惑っていましたが、その時も、先輩の方々から「アドバイスするから、思った通り答えればいいよ」と励まして頂き、お蔭様で先方に納得して頂く答えを出すことができました。

 

本当に奇跡が

 その報告を聞いて、主人は、社員さんのお蔭で納品できて、とても喜んでいました。嬉しくて、翌日、喜びをお伝えさせて頂きました。

 「よかったですね。感謝がなかったことに気づけば、周りの温かいご縁が見えてくるのですよ。神様が見えない力で長男さんを育てて頂き、喜びのご縁を頂きますね」とお言葉を頂きました。長男が、周りの方から育てて頂いていたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 お導きを頂き、ありがとうございます。これからも、なお一層、感謝とご恩返しの心を忘れず、信心させて頂きます。