おかげ話

先生に喜んで頂く言葉、息子が喜ぶ言葉を伝えていくパイプ役の大事さ!

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 

 息子は小学校5年の頃不登校になりました。家庭訪問に来られる先生と息子の間に入って疲れ果ててしまいました。

(女性・42才)

 

この子が学校に行きさえすれば・・・

 私の息子は、小学校5年の頃に不登校になりました。心配で不安で、どうしようもない毎日を送る中、お堂にご縁を頂き、陽美子先生よりお導き頂きました。「息子さんを信じてる?信じる心が大切なのよ」と教えて頂きました。

 しかし、私はそのことがなかなかわからず、「何でこの子は学校へ行かないんだろう。恥ずかしくて人に言いたくない。この子が学校に行きさえすれば私は楽になるのに…」と自分のことばかり思っていました。

 息子は中学生になりましたが、まだ学校へは行けず「学校が嫌い!先生が嫌い!制服が嫌い!」とすべてを嫌っていました。そんな息子に、クラスの担任の先生が、週に1回、家に来てくださるようになりました。そんな先生に対して息子は「何で来るんだ!お母さんが学校に行けばいい!」と怒っていました。

 

今、一番にどなたに頭を下げないといけないと思いますか?

 毎週、家庭訪問をしてくださる先生と、反抗する息子の間に立ち、私は疲れ果ててしまいました。こんなに苦しい思いをするなら、私が学校へ行った方が楽だと思い、陽美子先生にお尋ね致しました。

 「子供さんは、必ず学校に行きますよ。学校へ行くのが早くなるのも遅くなるのも、あなたの心磨き次第ですよ。あなたは、今、一番にどなたに頭を下げないといけないと思いますか?お世話になっている担任の先生でしょう。

 先生が喜ばれる言葉を出していきましょうね。『息子が最近、少しずつ元気になっています。先生のお蔭です』と。また息子さんには『先生が○○君元気ですねと、褒めていたよ』と言いましょうね」とありがたいお導きを頂きました。

 先生に喜んで頂く言葉、息子が喜ぶ言葉を伝えていくパイプ役の大事さを教えて頂きました。

 

本当に奇跡が‼

 それからは「先生に喜んで頂く言葉を言っていこう」と決心し、先生が来られるたびに、意識して言葉を出していきました。すると、先生からも、息子を認める温かい言葉をたくさん言って頂くようになりました。それを息子に伝えると本当に明るく元気になっていきました。

 1年間、頑なに先生を避けていた息子が、何と、先生と顔を合わせることができたのです。嬉しくて、先生と涙を流して喜び合いました。

 中学2年生となった息子は、あれほど嫌いだった制服を着て、大きなリュックを背負い、片道2キロの道のりを元気に通学できるようになりました。本当に奇跡が起きました。

 担任の先生と息子の間に立ち、苦しかったとき、陽美子先生からお導き頂いたお言葉に、本当に感謝しております。陽美子先生のお言葉がなければ、自分をかばい、逃げ出していたと思います。今の息子の姿もなかったと思います。

 陽美子先生のお導きのお蔭様です。これからもこの経験を大切に、一日一日、謙虚な心で努力精進させて頂きたいと思います。