おかげ話

「娘が借金するの大丈夫かしら」

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 

 娘夫婦から「家を建てようと思うけど」と相談され、先生にお尋ねさせて頂いたところ、「良い土地ですね。坪数も丁度良いですよ」とお墨付きを頂きましたが…。

(女性・58才)

 

念願の一戸建て

 結婚して3年目の娘夫婦から「家を建てようと思うけど、陽美子先生にお尋ねできるかしら?」と連絡をもらいました。早速、陽美子先生にお導きを頂きました。

 「あー、良い土地ですね。坪数も丁度良いですよ」と言って頂き、直ぐに娘夫婦に伝えました。娘夫婦は、とても喜び、自分達の念願である一戸建ての家を建てることに胸を膨らませ、着々と準備を進めておりました。主人も陽美子先生のお導きのお墨付きを頂いたことから、安心して娘夫婦を見守っておりました。

 そんな中、家を建てるにあたり、お婿さんはもちろんのこと、娘もローンを組むようになったことを聞きました。私自身も実家から援助してもらった経緯がありましたので、「娘がそんなに借金するの大丈夫かしら、娘に苦労させたくない」と思い、少し援助してあげたいと主人にお願いし、そのことを娘に伝えました。

 

「何を考えているんだ!」

 それからです。今まで夫婦仲良く、2人で家を建てるという目的に向かって頑張ってきた娘の態度が急変したのです。自分の実家ばかりが援助しているという思いから、お婿さんに対して強い言葉をぶつけるようになり、幼い孫は母親の姿に小さな胸を痛めている様子でした。

 娘夫婦のことを知った私はとても心配になりました。主人は娘のことを「何を考えているんだ!」と怒り、そしてお婿さんに「すみません」と頭を下げていました。頭を下げる主人の後ろ姿を見て、私の心は本当に申し訳なさでいっぱいになりました。私はすぐに陽美子先生におすがりしました。

 

夫婦仲良く、家族仲良く

 陽美子先生からのお導きは「あなたは子供を育てるとき、どうでしたか?働いてきて、子供さんの心を育ててきましたか?あなたは、お金で子供を助けたいと思ったのね。あなたが実家の親から援助してもらったとき、ご主人の心はどうだったでしょうね?夫婦仲良くという心がありましたか?心が大事なのよ。お金は円満の円であり、和ですよ。娘さんの心を鎮めるにはお婿さんの名前を言って『本当にすみません。夫婦仲良く、家族仲良く、必ず必ず世のため人のためと役にたつ家となりますように』と、唱えてくださいね」とお導き頂きました。

 それから私は心の中で自分の若いときのことを振り返り「本当にすみません、すみません」と念じ続けました。神宮寺の大日如来様の足元の石を「円満の種」と信じ、それを握りしめ、お百度を踏ませて頂きました。涙が溢れ、ただただ陽美子先生の言霊におすがりしておりました。

 そうしているうちに本当に不思議なことに娘の心が少しずつ落ち着き始めました。あんなにイライラしていた娘の言葉が変わり、以前の笑顔が出るようになったのです。そんな娘の姿に主人も私も本当に安堵しました。

 主人の心、お婿さんの心も思いやれず、私の思いばかりで、こんなにも主人や娘夫婦や幼い孫にも辛い経験をさせてしまったことをつくづく反省させて頂きました。

 「言葉は言霊」、人を思いやることの大切さを本当に教えて頂きました。今では新しい家で夫婦仲良く、親子仲良く過ごさせて頂いています。

 陽美子先生のお導きのお蔭様です。若夫婦の危機を救って頂き本当にありがとうございました。