おかげ話

うつ病の原因は自分の言葉でした

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 神様の言霊で心の病を乗り越え、結婚のご縁まで頂くことができました。御礼を申し上げます。

                 (女性・38才)

 

必死で「命さんありがとう」

 

 私は15年前に県外で就職してすぐに心の病になり、仕事を続けられる状態ではなく、退職して福岡の実家に戻ってきました。母は私が幼い時に病気で他界しており、父は心が病んでいる私のことを温かく迎え入れてくれました。

 実家に戻ってからも、精神科で薬をもらって治療をしていました。しかし、薬の副作用で一日中、嘔吐していました。苦しくて苦しくて、そんな時、叔母にお堂に連れて行って頂き、陽美子先生のお導きのご縁を頂きました。

 「薬は飲まなくていいですよ。リハビリと思ってお堂に来たらいいですよ。あなたのその命は、ご両親から神様から頂いたものでしょう。お父さんや亡くなられたお母さんがどれ程心配されてあるかを思ってくださいね。そして、とにかく『命さんありがとう』と言ってね」とお導きを頂きました。

 身体がとにかく重く呼吸するだけで精一杯で、光も音も辛い私でしたが、その日から薬は止めて、とにかく陽美子先生から教えて頂いたとおりに「命さんありがとう」だけを必死に心で唱えました。しばらくすると呼吸するのが少し楽になってきました。再び陽美子先生にお導きを頂きました。

 「次は命さんにこれまで感謝がなかった事を謝りましょうね『命さんすみません』と言ってみてね」とお導き頂き、それから必死に「命さんすみません」と唱えました。又しばらくすると身体もさらに軽くなってきました。

 お導きを頂き、陽美子先生より今度は「『大丈夫、大丈夫』と自分の心(胸)に手を当てて言ってみて」とお導き頂きました。それからは、「大丈夫、大丈夫」と自分の胸に手を当てて、トントンと胸をたたいて唱え続けました。こんなふうに私の心が元気になるように一つひとつ大切な「心への課題」を与えてくださいました。そして、気づけば身体も心も楽になって、光も音も辛くない自分がいました。

 

「そうですね」

 

 それから、日々のお説法、法座の中で、これまで自分の命に感謝がなく、心配ばかりかけてきた両親のことを思うと申し訳なさで涙が止まりませんでした。すべて自分が素直な生き方をしていないことや自分だけが不幸と思い、周りの方々や親、兄弟にどれだけ心配をかけてきたかを気づかせて頂きました。

 「うつ病の苦は、今まで自分が『そうですね、そうですね』と合わせる言葉を大切にしていなかったからですよ」と教えて頂き、そのことを「気づけ気づけ」と神様が呼び戻して頂いたのだと思います。

 

何と結婚のご縁まで

 

 そして1年3ヶ月後、すっかり心も身体も元気になり再就職することができました。父も、叔母もとても喜んでくれました。陽美子先生とのご縁がなかったらどうなっていただろうかと思います。

 2年前には神様のお蔭様で、何と結婚のご縁も頂くことができました。

 この御教えに出会え、伴侶にも出会え、父も亡き母もどれだけ肩の荷をおろし、ホッとしているかを思うと本当に奇跡を頂いたと思っています。

 これからもこのご縁に感謝し、少しでもご恩返しができるように精進させて頂きます。