おかげ話

信心のおかげ様で会社の命も、主人の命も救って頂いた

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

  今までの苦労は心ない自分の出した言葉で苦労を引き寄せていた事に気づかせて頂いたときから解決に向かいました。              

(女性・65才)

 

「足りない足りない」という言葉通りに

 

 主人は平成元年に、勤めていた会社を辞めて土木設計会社を設立しました。

 主人が「独立する」と言ったときに、私はとっさに「何で会社を辞めるの、生活はどうなるの、独立しないで!」と主人の心を何も考えず、不安な心で言ってしまいました。

 主人は経営のこと、元請様のこと、受注のこと等、独立された方々のアドバイスを受けて、考えて考えての決断だったと思います。

 独立して30年間を振り返ると、主人は残業残業、徹夜徹夜で一生懸命働いてきました。次から次に仕事を頂くときもあれば、全く仕事がなく支払いもできないときもあり、従業員さんも辞めて行かれました。そんな時、主人がどんなに苦しく辛いか、そんな心を何一つ思いやることもなく目の前のことにとらわれ「お金が足りない足りない」と不足不満ばかり言っていました。

 教祖様より、「あなたの5年前も10年前も『足りない足りない』という、その言葉で足りなくなってしまったのですよ。あなたの『足りない』という言葉を御先祖様はどれだけ悲しまれたか、しっかりお詫びをしてくださいね」とお導きを頂きました。「足ることを知らない」何と愚かな自分であったか、お詫びさせて頂きながら、涙があふれて止まりませんでした。

 すると、どん底になったとき、必ず元請様より仕事の依頼の電話があったり、法座で話した次の日に入金があったりと、ありがたいありがたい不思議な体験をさせて頂きました。

 

「川の神様すみません」

 

 3年前のお正月、主人は突然、夜中に息苦しくなり救急車で搬送されました。当直の先生が心筋梗塞の専門医で、直ぐに手術が行われ、術後は集中治療室で人工呼吸器と点滴がたくさんつけられていました。先生が「30年勤めていますが、こんな患者さんは初めてです、命があったのが奇跡です」と言われました。本当にご縁のお蔭様で命を救って頂きました。

 又、熱があり尿が出ないときには教祖様より「ご主人は橋の設計をされているでしょう。川の神様に杭を打ってご無礼しています。川の神様に『すみません』と言ったらいいですよ」とお導き頂きました。

 早速、病院近くの川に走り、「川の神様すみません」とお詫びをさせて頂きました。すると、すぐに尿が出る様になり、そして2週間の眠りから目覚め人工呼吸器は外れ、入院後一ヶ月で退院することができました。入院している間も仕事を頂き、いろんな方に声をかけて頂き今があります。

 本当に振り返ってみますと、何一つ感謝の心がなく、マイナスの言葉、愚痴、不満の言葉ばかり言ってきました。自分の出した言葉が本当に苦を引き寄せていたことに気づかせて頂きました。

 10月末には独立してから一番大きな橋の設計の仕事を頂きました。会社の命も、主人の命も救って頂きました。これもすべて教祖様のお導きのお蔭様です。心から感謝申し上げます。