ピンチをチャンスに!
移動動物園からの請求書の内容に納得がいかず、一度支払った代金を返金して貰おうと教祖様にお導きを頂きました。
(幼稚園経営者 女性・50才)
名物行事 ポニーは大人気!
毎年、移動動物園をお呼びして、子ども達が動物にふれあうことで、優しい心を育ててもらっています。中でもポニーは大人気で、一人ずつ背中に乗せてもらえることが名物行事になっています。
ところが、今年は来園の前日にポニーが骨折したため来れなくなり、がっかりしていました。仕方がないとは思っていましたが、支払った明細を見るとポニー代が含まれており、「なんで?」と思いました。何かの間違いと思い、返金してもらうようすぐに連絡を入れてもらうと、来年埋め合わせをしますという返事でした。納得がいかず、教祖様にお尋ねさせて頂きました。
ピンチをチャンスにする思い方!
「支払ったお金を返して貰いたいと、誰でもそのように思いますよね。あなたは損得勘定をして自分の心に負けていますよ。今こそ自分の思い方を変えて、ピンチをチャンスにしましょうね。子どもの心を育てたいと思ってお呼びした動物園に対して不足を言う自分の心に歯痒くないですか?」と仰って頂き、ハッとしました。お金の損得ばかり考え、相手に矛先を向けて責めていましたが、自分の心の方に矛先を向けて見ると、急に恥ずかしくなりました。
教祖様は「今こそ骨折したポニーさんに子ども達がお手紙を書いてはいかがですか?子ども達の優しさに気づけると思いますよ。支払ったお金もお見舞い代と思ったらどうですか?きっと支払った以上の宝を頂けますよ」とお導きを頂きました。
私の心を、一瞬にして子ども達の心を育てる方に切り替えて頂き、真っ黒な心にやさしい光が差し込んだ気分でした。
やさしいお手紙
嬉しくて、さっそく職員の皆さんに話をしてみると、急にお見舞いの手紙を書いてはと言い出したものだから、不思議そうな顔をしていました。それでも「いいですね」と賛成してくれ、その日に書いてもらったお手紙が、それはそれは可愛らしいこと。お手紙を書いている時の子ども達の笑顔が浮かんでくるようでした。
スクールバスに乗ってお手紙を持ってお見舞いに行くと、動物園の方々も喜んで頂き、ポニーをなでる子ども達の優しい眼差しを見て、損得勘定抜きで宝を貰ったと思いました。
自分で決めつける私の心を、和の心になるよう切り替えて頂き心が温かくなりました。本当に本当にありがとうございました。