おかげ話

「早起きは三文の德ですよ、 頭を下げてみてください」

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 

 主人はコロナの後遺症で一年間仕事に行けず、不安な毎日が続きました。            

(女性・48才)

 

「一分でも早く起きてお堂に来てごらんなさい」

 私にとって上り坂下り坂、まさかの坂が起こりました。主人が、コロナの後遺症で仕事に行くことができなくなり、早一年になります。

 教祖様から「ご主人のことを通して頭を下げることを大切にしましょうね、ご主人の『行く』という言葉を信じること、一日一日が大切ですよ」と何度も何度もお導きを頂いても「いつになったら仕事に行けるようになるんだろう」と、不安な毎日が続きました。

 義父は「いつも息子が迷惑かけてすまんね。親として援助するのは当たり前だよ」と頭を下げて言ってくれました。主人や娘に愚痴不満ばかりで義父より金銭面の援助を頂いても、事情ばかり言い訳して感謝の気持ちもない私でした。

 こんな私に教祖様より「一分でも早く起きてお堂に来てごらんなさい。早起きは三文の德ですよ。ご主人には『娘をお願いします』、娘さんには『お父さんをお願いね』と頭を下げてみてくださいね」とお導きを頂き、そのお言葉で楽をしてきた自分に気づかせて頂き「よし!明日から頑張ってみよう!お義父さんに喜んでもらえるように、心の学びをしていこう!」と決心しました。

 

「こんな立派なお義父さんの子供だから、ご主人は大丈夫ですよ」

 そんな時、義父から「孫も高校入学でお金がかかるだろう。孫のために使ってくれよ」とお祝いを頂きました。主人はお祝いを頂いたことを聞くと、すぐに義父に電話をかけ「お父さん、今まで本当に心配をかけました。迷惑をかけてすみませんでした。○月○日から仕事に頑張って行こうと思います」と泣きながら頭を下げていました。会社の上司にも同じようにお詫びの電話をしていました。その電話を横で聞きながら、私は胸がいっぱいになり、涙があふれました。 

 当日は「行ってきます」と会社に出かける主人を見送り、すぐに義父に電話をしました。「お義父さん!今、会社に出かけましたよ」義父は「そうか、そうか」と、とても喜んでくれました。一番心配してくれていたのは義父なんだと改めて思わせて頂き、こんなに優しい義父に喜んでもらえるよう心と言葉を学んで、ご恩返しをさせて頂こうと強く思いました。

 教祖様より「こんな立派なお義父さんの子供だから、ご主人は大丈夫ですよ」とありがたいお言葉を頂き、親孝行をすることを心に入れさせてもらいました。

 教祖様のお導きのお蔭様で、今、毎日仕事に行かせて頂いております。これからも、気を引き締めて一つひとつ学ばせて頂きます。本当にありがとうございました。