おかげ話

心が温かくなったら、病気もいい方に向かいますよ

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 

 父の経営する会社に弟と入社していましたが、私に病気が見つかりました。            

(女性・53才)

 

痛くて眠れない日々

 父の経営する会社に弟と一緒に入社していました。しかし、母が病気がちなこともあって、弟が結婚してからは、弟夫婦が会社経営を、私が両親の世話をするということを話し合いで決め、経営のことには一切関わらなくなっていました。それと共に顔を合わせる機会が少なくなっていました。

 ところが、私に病気が見つかり、治療に専念しなくてはならなくなりました。私は良くなりたい一心で、いい病院があると聞けば、泊りがけで遠方の病院を訪ねて行っていました。痛くて眠れない日々が続いたので、以前ご縁があった宝満堂のことを思い出し、思い切ってお尋ねをさせて頂きました。

 

幼い頃の記憶が蘇ってきた

 教祖様からは「ご両親が地域のために一生懸命にご尽力なさったのでしょうね。氏神様が働かれますよ。遠くの病院ではなく、地元の病院で看て頂きましょう。助けてもらいますよ」とお導き頂きました。

 父にそのことを話すと、とても喜び「病院通いをしやすいように、市内に家を借りたらいい」と言ってくれました。私もその気になってアパートを探していましたら、教祖様より「弟さんには相談しましたか」と言われました。私は疎遠になっている弟に相談するなど全く考えていませんでした。しかし「弟」と言葉を聞いた途端、幼い頃の記憶が一気に蘇ってきました。

 両親が忙しく、家の中で弟と2人で留守番をしていたこと、写真に写っている姿は、必ず私が弟の手を引いている姿ばかりだったこと、弟がいたから寂しい心を癒すことができたことなど思い出し、涙があふれ出てきました。

 

「姉貴、具合はどう?」

 久しぶりに弟と会話することにためらいを感じながらも電話をしてみました。びっくりした様子がうかがえましたが、第一声が「姉貴、具合はどう?」と私を気遣う声を聞いて、私のことを心配してくれていたんだと、嬉しさでまた涙がこみ上げてきました。治療経過を話すと、弟の方から病院の近くに家を借りたらとも言ってくれました。

 私と弟が疎遠になったことを父も気にしてくれていたようで、電話で会話したことを父に話すと、とても喜び安心した表情でした。

 教祖様より「固くなっていた心が解けてよかったですね。心が温かくなったら、病気もいい方に向かいますよ」と仰って頂き、病気を治すためだけではなく、家族が和になるための教祖様のお導きを頂くご縁だったんだと思いました。お蔭様で、以前副作用が恐くて飲めなかった薬も勧められ飲んでみると、副作用も出ず、治療に期待が持てるようになりました。

 教祖様、私の心を開いて頂き、本当に本当にありがとうございました。