不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか？

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか？ 

　息子がうつ病になり、段々と暴言を吐くようになりました。　　　　　　　　　　　　

（女性・６６才）

退院し仕事に復帰しましたが･･･

　息子は子供のころ、てんかんと診断を受け、時々発作が起きていましたが、仕事にも就き、家庭も持ち子供も二人できて、順調に生活させて頂いておりました。

　ところが、数年前よりひどいうつ状態になり、しばらく入院しておりました。孫娘二人が病院に通い、息子を励ましてくれたお蔭で無事に退院でき、仕事にも復帰できておりましたが…。

　そんなとき、友人の紹介でお堂にご縁を頂きました。

とても真似できない

　今までのいきさつを教祖様にお話しさせて頂くと思いがけないことに、「御先祖様に信仰深い方がいらっしゃいますね」とお導き頂きました。実は亡き義母は信仰にすがり、義父が病気の時、朝から晩まで何時間も仏壇の前に座り、御本尊様の御真言を上げていました。その一心不乱な姿を見たとき、「とても私には真似できないなー」と感心しながらも、そんな義母を私は嫌ってきました。

　教祖様は、「そのお義母さんの信仰のお蔭様で息子さんが必ず良くなりますよ。親を嫌ったことをしっかり反省し、お義母さんのご供養を重ねてくださいね」とお導き頂きました。

　以前、亡き義母のお導きで『宝満堂の信仰は光が見えるから、この信仰を続けてほしい。廊下の椅子に座っていつも御説法を聞いておりますよ』とお言葉を頂いたことを思い出し、申し訳なさでいっぱいになりました。

　私は早速、自宅で毎月真心供養をさせて頂くことにしました。生前、義母が信仰のご縁の方々を招いてご供養したいと、仏間をリフォームしていました。お蔭様で今ではご供養の後に皆さんで、神教えを学び合う場として喜んで頂いております。

親の喜びが子や孫に返ってきますよ

　先日、ご供養の後にお導き頂くと「親に喜んで頂く言葉を学びましょうね。あなたが頭を下げるように言葉を出す努力をしましょう。家で真心供養をさせて頂くときは、必ず『親の信仰のお蔭様で、この部屋を使わせて頂きます』と言って頭を下げて始めましょうね。

　そして、『勝手ではありますが、義母が一心に唱えていた御真言を皆様と一緒にあげさせて頂きたいと思っています。皆様、お願い致します』と頭を下げてお願いしましょう。

　どんなに親に喜んで頂けることか。喜びが、ご供養のご縁の方にも頂き、我が家の子や孫にも返ってきますよ。喜びは分け合う事が大事ですよ。それが、大神様の願いなんですよ」とありがたいありがたいお言葉を教えて頂き、初めて自分の心が嬉しくなりました。

　気づけば私も義母と同じように信仰で、御供養と神教えの学びを深めていきたいという思いになっておりました。教祖様、本当にありがとうございました。

　これからも子や孫のために、一生懸命に喜んで頂く言葉を学ばせて頂きます。