おかげ話

主人の責任と思っていたことが、すべて私の出した言葉が悩みの原因でした!! 

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 

 息子が小さい頃から身体が弱かったため心配ばかりしてきました。            

(女性・80才)

 

こんな教えに出会いたかった

 私は、2人の子を授けて頂きましたが、息子が小さい頃から身体が弱かったため、心配ばかりしてきました。病院に通いながら母が信仰深かったので、あちらこちらといろいろな場所にお尋ねに行きました。そのときは良き方になるのですが、また病気が出ての繰り返しでした。

 ある日、兄嫁より、須恵にすごく良い先生がおられることを聞いて、その足で宝満堂に連れて行ってもらいました。教祖様にお会いした途端、「こんな先生に会いたかった!」と感動したことを今でも鮮明に覚えています。

 

冷たい自分の言葉

 その頃、息子は県外に就職しましたが、働き出してまもなく「身体がだるい」「夜眠れない」と苦しい日々が続いたようで、度々電話がかかってくるようになりました。すぐに教祖様にお尋ねしました。

 お導きで「ご主人のことをどう思ってきましたか」と聞かれ、生前、相当主人を嫌い冷たい言葉を出してきたことをお話し致しました。

 教祖様は、「子供の悩みの原因は、ご主人に対して、どんな心でどんな言葉を出したかですよ。ご主人に親に子供さんに人に対して出した言葉が、全部自分の悩みとなって返ってくるのですよ」と教えて頂きました。

 私は、そのようなお導きは初めてで、少し戸惑いながらも主人の悪の数々を訴えました。教祖様は優しく「そうね、そうね」と聞いて頂きました。それから「あなたからそんなに責められたご主人は、どうだったでしょうか?」と聞かれ、ハッとしました。主人は、私に対して何も言い返さず、黙って聞いていたことを思い出しました。

 

神様を敬う心が受け継がれていた

 「ご主人は仏の心を持っていらっしゃったようですね。あなたがご主人に対して優しい温かい思いやりの心があったならば、ご主人の良い所を見ることができたでしょうね」と仰って頂き、今まで主人がどんな思いだっただろうかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 「あなたは、息子さんに対しても、この子は弱い、弱いと言ってきたでしょう?その言葉が原因で、息子さんの身体が弱くなったのですよ。自分の出した言葉に気づいて、お詫び致しましょうね」とお導き頂き、主人に出す言葉、子供に出す言葉の大切さに初めて気づかせて頂きました。

 息子の身体も次第に元気になり、仕事も地元に異動することができ、お蔭様で孫達と同居できる家も建ててくれました。

 息子が「神様のお蔭やね。お母さん、お礼をあげとってね」と言ってくれたときは、びっくり致しました。神様を敬う心が、息子にしっかりと受け継がれていることが大変ありがたく思いました。

 私の人生、教祖様との出会いが最高の喜びと心より感謝申し上げます。母の信仰のお蔭と手を合わせました。

 教祖様、本当にありがとうございました。