おかげ話

大事故を救って頂く

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

農作業中に私の不注意で息子の足を怪我をさせてしまうという大事故を起こしましたが、教祖様のお導きのお蔭様で、息子の怪我も私の心も救われました。

(福岡市・女性・58才)

 

突然の「まさかの坂」

 主人と息子と3人で、田んぼの草切りをしていたとき、私が背負っていた草刈り機の刃が息子の右足の甲側面に20㌢ほど深く入り、2本の腱と靱帯、血管と知覚神経を切ってしまいました。救急車で運んで頂き、お蔭様ですぐに手術のご縁を頂きました。

 身の震えを抑えながら支部長へ連絡をさせて頂きました。翌朝、教祖様より「あなたは今まで田畑の不足不満を言ったでしょう。どこで不足不満を言ったのか、時として、その場所が、物が凶器に変わるんですよ」とのお導きに、今まで田畑を嫌った心得違いがこのような結果を頂いたのだと、息子、主人、御先祖様、田の神様に大変申し訳ないことをしたと、ひたすらお詫びお詫びをさせて頂いております。

 日々「人生には上り坂、下り坂、『まさかの坂』があるのですよ」とお説法を頂いておりましたが、まさか自分の手で我が子の足を傷つけてしまうとは思ってもみませんでした。

 

寸分の狂いもないお導き

 息子は怪我をした数日後、26才の誕生日を迎えたのですが、以前、教祖様より、「息子さん、25才の年は気をつけてくださいね。そして今こそ自分が勝手をしてきたことをお詫びして、御先祖供養、田の供養を重ねてください。そうしないと何か足元がさっとすくわれるのよね」とお導きを頂いておりました。

 いくつかある田のうち、お導き頂いた田んぼがまさに今回怪我をさせてしまった場所だったので、教祖様のお導きは寸分の狂いもないことを改めて思わせて頂きました。

 いつもお説法で教えて頂く「自分で蒔いた種は必ず生えて、自分の手で刈り取っていかねばならないこと」をつくづく息子の事故を通して体験させて頂きました。

 

息子の言葉に救われた

 

 振り返ると、この事故の中にも、たくさんのお蔭様を頂きました。一つは、怪我をさせた傷の場所が、ぎりぎりのところで急所を外れており、もし傷が小指に届いていたら、立つことが困難になるところでした。また、救急隊の方の的確な判断で、「筋つなぎ」の名医がおられる病院へ搬送してくださったこともお蔭様でした。

 事故直後、主人が直ぐに救急車の手配をしてくれ、息子は泣き叫ぶ私に冷静に「お母さん、落ち着いて。こんなに元気だから、大丈夫!心配しなくていいよ」と、何一つ私を責めず、どこまでもかばってくれました。息子の言葉で私の心は救われました。

根本祭の日に「息子の命の御礼」の祈願をし、神様のお言葉を授けて頂きました。

 「ありがたいですな。命拾いなさいましたな。親孝行は、どんなときにでも助けてもらいますよ。親孝行、親孝行。一番大切な親孝行の素晴らしい德を頂かれましたな。災いが必ず福となって返りますよ」と、ありがたいお言葉でした。

 この息子を授けて頂き、心から御先祖様に感謝申し上げます。お蔭様で息子は順調に回復し、仕事に復帰できました。

 教祖様、お世話になった皆様、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます