昨年夏頃より右腕が腫れだし、10月頃からは痛み出し、少しずつ字が書きづらくなってきました。ガンが再発したのです。今年になって痛みが増し、この状態では会社に迷惑をかけ、家族に心配をかけると思い、退職願を出させて頂くと「病院に通って治してください。時間はあげます」と言われました。
いよいよ字も書けず、お箸も握れない状態になって、又、お堂に駆け込みました。3年前にも「仕事を辞めた方がいいですよ。ガンがぶら下がっていますよ」とお導きを頂いていたにも関わらず、辞めきれない私が情けなくなりました。と同時に、自分がこれまでいかに自分の〝我〞(が)を押し通したことで家族や人様にどれだけ心配をかけているかを気づかせて頂きました。
でも、教祖様はそんな私でさえも、涙を流しながら厳しく、しかし、優しく温かく「このガンはありがたい、私を変えてくださるありがたいガンなのだと大切に思うこと。そして、心磨きをしますと言っていくことです。苦は宝ですよ」とお導きをしてくださいました。
年老いた親に喜んで頂きたい
病院では抗ガン剤治療の予定でしたが、教祖様のお導きを頂いたあとは検査のたびにガンが小さくなり、頭や肺にあった影が消えているので病院の先生も不思議に思われ、再検査の日々が続いております。そんな中、私は自分の病気を治したい、助かりたい一心で毎朝、お堂に通っておりました。
ある日、教祖様より「自分が治りたいと欲の心で来ても治らないと思いますよ。年老いた親に何としてでも喜んでもらいたい、ご恩返しをするのだという思いを持ってくださいね。年老いた親は誰が見るのですか?」と言って頂き、そのとき「ハッ」と致しました。主人の親を見させて頂くのは、長男の嫁の務め。しかし、私は自分のことしか思っていませんでした。
体験を皆様にお伝えしたい
こうなるまで心を変えきれず仕事も辞めきれなかった〝我〞(が)の強い私に、神様よりお慈悲を頂きました。大切な心をお導き頂きました教祖様に、何としてでもご恩返しをさせて頂きます。
そして、私の体験を皆様にお伝えできますように努力精進させて頂きます。これからもどうぞよろしくお願い致します。