おかげ話

苦を乗り越え、親孝行な娘に

 

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 明るく元気だった娘が、ある日を境に突然「死にたい」と言うようになりました。お導きを頂いて、娘を追い込んでしまったのは私自身だったと気づかせて頂き、あれから七年、お蔭様で再び娘に笑顔が戻り、元気に働かさせて頂けるようになりました!

(福岡市・主婦・61才)

 

明るく天真爛漫な娘が

 私は娘が五才の時に離婚し、その後、再婚してもうまくいかず、主人のことで悩んでも、娘は反抗期もなくて、心配したことは一度もありませんでした。
 しかし、八年程前、教祖様から「娘さんに手がかかるようになりますよ。もう何もかも嫌になって、人のことなど考えられなくなりますよ」とのお導きにビックリ仰天しました。
 その頃娘には交際している人がいて、夜中に出て行ったり、家に帰ってこないこともあって、お尋ねすると「この方との縁はないですよ。でも、娘さんがこのようなご縁に出会ったのも、あなたがあまりにもご主人を憎んでいたからですよ」とのこと。
 結婚している間、とにかく主人を憎み、離婚してからも歯がゆいことばかりが思い出され、その心を反省することをお導き頂きました。

 

「性格が変わっていくようだ」
 その後、教祖様のお言葉通り、娘はその方と別れたのですが、段々元気がなくなり、仕事も辞めて家に引きこもり、鬱のような状態になってしまいました。ついには「自分の性格が変わっていくようだ。生まれて来なければ良かった。死にたい」と言うようになったのです。
 私が仕事から帰ると部屋は真っ暗、自殺でもしているのではと、ドアを開けるのが怖い時が何回もありました。娘から「こんなになったのもお母さんのせいだ」と言われ、過食症と拒食症を繰り返す娘の姿を毎日見る私も鬱のようになりました。

 

自分勝手に生きたことを気づく
 教祖様は「娘さんは、小さい頃からとても寂しい思いをしていますよ」と仰いました。私は離婚して仕事は頑張りましたが、恥ずかしい話、娘一人留守番させて、独身気分でよく遊びに出かけました。今思えば非行に走らなかったのが不思議なくらいです。娘を苦しめ、追い込んでしまったのは私自身だと気づかせて頂きました。
 母が亡くなる前、「私が死んでもあなた達には宝満堂がある。教祖様がいらっしゃるから安心だ」とよく言っていたことを思い出し、ずっと親不孝してきたことが申し訳なく、心からお詫びさせて頂く毎日でした。

 

初出勤、感謝と嬉しさにあふれた夜
 先日、教祖様より「亡くなったお母さんがしっかり守ってありますよ。娘さん、もうすぐ働きますよ。笑顔が見えます。この子はお母さんが大好きです。親孝行されますよ。よかったですね」と嬉しいお言葉を頂きました。
 それから一ヶ月後、教祖様のお言葉通り、お蔭様で娘は友人の紹介で勤めに出るようになりました。
 初出勤の日、明るく元気に帰ってきた姿を見て、御神仏様、教祖様への感謝の気持ちと嬉しさで胸がいっぱいになり、朝まで眠れませんでした。
 素晴らしい宝満堂、教祖様とのご縁がなかったら、いつまでも間違った考え方で人を憎み、人のせいにしていたと思います。こうしてお蔭様を頂けることが、夢のようです。教祖様、そして励ましてくださいました皆様、本当にありがとうございました。
 これからもよろしくお願い致します。