おかげ話

素晴らしい宝物と授かり物

山下陽美子著『陽はのぼる』第6巻より

 

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 感謝。ありがとうございます、ありがとうございます。何と德を頂ける言葉でしょうか。ありがとうございます、ありがとうございます。何とありがたい德を頂ける言葉でしょうか。

 人間にとって人様の言葉を通して、何かを頂いた時に、ありがとうございます、ありがとうございますとこのように感謝の言葉を大切になさるお方は、德をどんどんどんどん頂いていくのです。 

 申し訳ございません、すみません、すみません、何と謙虚な言葉でしょうか。すみません、すみません、申し訳ございません、何と謙虚な言葉でしょうか。謙虚な言葉を大切に大切になさるお方は宝物を頂きます。

 この世に宝物はいっぱいあります。あれも宝物、これも宝物。この世の宝物を全部自分に頂くことができる言葉が、すみません、すみません、申し訳ございませんというこの謙虚な言葉なのです。

 そしてもう一つ素晴らしい授かり物があります。それはハイという素直な心。

 ハイ、ハイそうですよね。ハイという素直な言葉は何を頂くと思いますか。ハイという素直な心があれば、子々孫々と何代も何代も命の輝きを頂いていくのです。

 ハイという素直な心があれば、何代も何代も安心して暮らせる命の輝きを頂いていくのです。

 ありがとうという言葉、すみませんという言葉、ハイという素直な心。どうぞ今日も一日、三つのうちに一つでも結構です。精進致しましょう。

 精進してさえいけば、必ず必ず生きていて良かったと、何と素晴らしい人生を歩いていける自分であるか気づくはずです。

 今日も一日、精進精進のご縁、一生懸命に頑張りましょう。