おかげ話

「優しい心、温かい心は宝の心」

山下陽美子著『陽はのぼる』第6巻より

 

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか? 

 

 

 優しい心、温かい心、人間にとって人生を歩いていく上にとって、もっとも宝の言葉、宝の心です。

 自分自身が優しい心にならさせて頂きたい、温かい心になることができますようにと祈りましょう。

 親から命を授けて頂きました。みんな優しい心があるから、温かい心があるから命というものを頂いているのです。

 命はいつか消えていかねばなりません。あの世にいかねばなりません。早いときにあの世に旅立つお方、そして御先祖様のお蔭様で長生きをできるお方、どちらも大切なことなのです。

 何一つこの世に悪いものはありません。ただ一つ優しい心、温かい心を親から頂いていることを忘れている方は、これは一時も早く思い出しましょう。忘れている心が悪いのです。

 親から頂いた素晴らしい命、優しい心、温かい心があるから、今のこの命を頂いているのです。

 今日も一日、優しい心、温かい心を頂いたことを忘れずして世のため人のためと働かせて頂きましょう。