おかげ話

「一瞬一瞬を感謝と反省の心で」

山下陽美子著『陽はのぼる』第6巻より

 

不安や悩みの多い現代社会をどう生きるか?

神様仏様は、それをどう教えて頂いているのか

 

 ありがとうございます、ありがとうございます。申し訳ございません、申し訳ございません。
 人間とは感謝と反省の心。後は何もいりません。
 人の言葉をありがとうございます、人のご縁に対してありがとうございます、ありがとうございますという感謝の心というものが、自分の人生をどんなに幸せに導いて頂くことであるか。
 そしてまた申し訳ございません、すみませんすみませんと頭を下げてさえいけば、地位も名誉も叶うのでございます。
 人間とはこの世に命を頂いて、幸せになりたい、お金持ちになりたい、地位も名誉も頂きたい、そのように人間とは欲の深い心を持っております。欲の深い心があるからこそ、人間は働くことができるのです。
 しかし、地位も名誉も手に入っても、自分の心が間違っていれば、地位も名誉も哀れ哀れになっていくのです。
 そのときに大切なものは何であるか。頭を下げること。申し訳ございません、申し訳ございません、すみませんすみませんと頭を下げてさえいけば、本物の地位と名誉、お金が授かっていくのです。
 これから先は本物の世の中です。偽物は通じません。本物の心を持った一人ひとりの方が幸せになっていくのです。
 どうぞ一日一日、一言一言、一瞬一瞬を感謝と反省の心を持って精進致しましょう。
 素晴らしい喜びの人生になっていきます。