おかげ話

『この子は親孝行、親孝行』

(女性・55才)

 

 息子が契約社員として働いていましたが、一年前に契約が切れてから働こうとしませんでした。初めは、ちょっとの休憩もいいのかなと思っていましたが、だんだん主人も心配し「知り合いに頼もうか?」と言ってくれますが、息子は「探すからいい!」と耳を傾けようとしません。私も「何で働かないのかな!」と責める心がわき始めました。

 その時、教祖様は「年老いたお義母さんがいらっしゃるのでしょう?本当はあなたが親孝行をしなくてはいけないのに、わざわざ息子さんを働けないようにしてまで、あなたの代わりにお義母さんの送迎をしたり、買い物等に連れて行って親孝行をしてくれているのですよ」と教えて頂き、私が今まで親を嫌ったばっかりに息子に迷惑をかけて本当に申し訳なく涙が出ました。『この子は親孝行、親孝行』と信じていく宝の言葉を教えて頂きました。

 また、我が家は農家で米、野菜を作っております。息子も率先して手伝ってくれています。それでも、お勤めして欲しいと思う心があり、その心も神様はお見通し!教祖様より「息子さんは、今はお勤めする働きよりも、御先祖様が大事に守ってこられた田んぼで働くことの方が大切ですよ。『亡くなったおじいちゃんが喜んでくれるよ』と息子さんに言ってみてくださいね」と教えて頂きました。

 先日、息子に「どんな仕事をしたいの?」と尋ねると、「農業をしてみて思ったけど、農機具の仕事がしたい」との応えに嬉しくなり、お導きのお蔭様と思いました。

 それから周りの方のお世話で、希望した会社のご縁を頂くことができ、現在は、油まみれ汗まみれで毎日元気に勤めさせて頂き、義母、主人に喜んでもらっています。

 息子を通して、何度も何度も私に親孝行はとても大切な心ですよ。不安になった時にいつもいつも「親孝行、親孝行」と心をプラスに変える宝の言葉をお導き頂き、私はこの言葉で乗り越えることが出来ました。

 本当にありがとうございました。